2023年世界一周クルーズ プロモーションツール制作

BACKGROUND

飛鳥クルーズの中でも最も人気の「世界一周クルーズ」は、船旅に慣れたお客様の申込みが多く、注目度が高いクルーズです。通常はシニア世代をターゲットとしますが、今回はWEBやSNSでの露出を増やし、近年クルーズへの興味・関心が高まっているというミドル世代にもアプローチしたいとの意向があったため、その意向に沿うよう、世界一周のダイナミックさを表現するデザインが求められました。

PROCESS

「世界一周クルーズ」の魅力を伝えるため、スケールの壮大さを表現するとともに、旅心をくすぐる寄港地の紹介コピーライティングや写真の選定に努めました。メインターゲットであるシニア世代に加え、ミドル世代へもアプローチできるよう、紙媒体（パンフレット）、WEBサイトともに、読みやすさにもこだわり、洗練されたデザインで期待を増幅させることを目指しました。パンフレットの構成では観音開き仕様の特集ページですべての寄港地と船旅ならではのビューポイントを掲載。右からスケジュール順に掲載したいとの要望を受け、横書きながら目の動線を右から左へ誘導させられるよう工夫を行いました。プロモーションを行うにあたり、新聞広告の制作も担当しました。

DESIGN

パンフレットのキービジュアル（表紙）は写真1枚を採用。輝く水平線に向かって進む飛鳥Ⅱの写真をご提案しました。さらに海の上には今回の旅の航路を描き、飛鳥Ⅱがこれから向かう旅を表現しています。メインコピーは、クルーズの魅力を伝えるため“世界遺産や歴史が育んだ地をめぐる”イメージで作成。
WEB制作ではパンフレット同様の壮大な世界観を踏襲しつつ、TOPにはキービジュアルに加え寄港地の画像がカルーセルで切り替わるように配し、アクセスされた時すぐに期待感を高めることができる構成に。寄港地の紹介文はカーソルを合わせると浮き出る仕掛けを施し、WEBならではのエフェクトを用いて世界をめぐる楽しさを表現しました。パンフレットでは大きく扱うことのできなかったツアーの詳細なども充実させ、新規顧客となりうるミドル世代により丁寧な説明を届けられるよう工夫をしました。