新ブランドキャンペーン
WEB制作

BACKGROUND

全国各地にラグジュアリーからカジュアルまで、ブランドの異なるホテルを展開していますが、本件は全ホテル共通で実施する施策となるため、ブランドの垣根を越えて運用しやすいシンプルなベースデザインが求められました。また、既存のイメージを刷新したいという意向があったことから、コピーライティングにも力を入れる方針に。短期間で全国展開を行うため、WEB制作におけるマニュアル作成と他制作会社への説明を弊社からも行い、特に注力するホテルごとの単独ページと、全ホテルの情報を集約する総合ページは弊社で制作を担当するという割り振りで進行することに。リリースまで2ヶ月という短い制作期間のためスケジュールを含めた進行管理も重要でした。

PROCESS

「体験」を伝えるため、ハード（施設）が主役とならないよう、ソフト（人物・ユーザー）にフォーカスした制作を心がけ、文章は通常、ホテルらしい丁寧な言い回しが必要とされますが、今回はより共感性を上げるため、ターゲット層に合わせて親しみのあるカジュアルな文面とするご提案をしました。全国で展開される施策のため統一感も求められましたが、個性的なホテルについてはそこに埋没しないよう、個性を活かしながらカスタムできるルールを制定。統一性とホテルの個性のバランスに注意しながら、より魅力的に見えるデザイン、写真、コピーの選定に力を入れました。
これまで多数の案件を担当してきた実績や知識と経験を活かして、問題点や懸念点、改善案などを都度ご提案し、相互にブラッシュアップするようクライアントと密なコミュニケーションをとりながら進行しました。

DESIGN

さまざまなブランドのホテルに馴染むシンプルさとスタイリッシュさ、また長期運用を見据えた飽きのこないデザインとし、写真が活きるレイアウトとしました。ユーザビリティを意識し、ミニメニューを冒頭に実装、予約への導線確保、ボタンを目立たせる等の使いやすさに配慮。「このサイトが伝えたいこと」を冒頭コピーに分かりやすく配置し、写真と文章の内容や長さを含めて見やすくて読みやすい構成と、興味喚起やWEBサイトからの離脱を抑えることを目指しました。
また、総合ページについては、広告の受け皿として想定されていたこともあり、プリンスホテルでしか体験できないワクワク感や高揚感を演出するよう写真を主役にしたビジュアル訴求としました。